社会福祉法人産経新聞厚生文化事業団
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ひとりにしない、ひとりにならない
法人と地域
地域に必要とされる法人であるために…
利用者さんの「地域社会での自立」には、多くの人に当事者の生活を知ってもらうことが必要です。
そのため、社会福祉法人として地域に求めらることだけでなく、地域に開かれた施設を目指し、
私たちのことを知ってもらう様々な取り組みを行っています。
ーなごみサロンー
能勢町の居場所づくり事業に参画し、毎週日曜日、大里荘・なごみ苑事業所入口のスペースを開放し、トーストやゆで卵、サラダ、コーヒーなどの軽食を無料で提供しています。
法人職員がCSW(コミュニティソーシャルワーカー)として参加し、年齢や内容を問わずさまざまな相談に対応します。地域の方々の憩いの場としていただきながらも、相談者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、必要機関に【つなぐ】ことを大切にしています。
また、サロンに参加されている地域の方が、余暇講師としてボランティアに来てくださるという嬉しいことも!
R5年度は52回開催し、600名以上の地域の方々にお越しいただきました。
サロンを利用される地域の方々
ーふれあい給食サービスー
社会福祉法人能勢町社会福祉協議会による在宅支援の一環である配食サービス”ふれあい給食サービス”に参画しています。この活動は、法人職員がお弁当を作り、利用者さんと一緒にサービス申込者の自宅へお届けするものです。
地域の方々のご自宅へ直接お弁当をお届けすることで、顔の見える関係性をつくり、地域との共存・共生を目指します。
お弁当づくりの1コマ
ーくすのき庵ー
池田市立くすのき学園では就労継続支援B型事業にてうどん屋”くすのき庵”を運営しています。”くすのき庵”は利用者さんの実習の場として位置付け、開店当初から利用者さんが製麺や接客の仕事に携わっています。ここで得たスキルを活かし、一般企業に就職された方やくすのき庵に職員として就職した方もおられます。
店舗は池田市内に構えているので(ハローワーク池田近く)、職員や利用者さん、地域の方々の交流の場にもなっています。
~くすのき庵情報~
所在地:池田市城山町3-21
営業日:水・木・金・土曜日
時 間:11:00~14:00
くすのき庵で働く法人職員
ー地域交流室の無料開放ー
池田三恵園と救護三恵園では地域交流室を無料開放し、地域の方々に利用して頂いています。
池田三恵園の地域交流室は和太鼓の練習会場としてや、ヨガレッスンの会場として、他にも10mほどの距離が必要な吹矢の練習場所としても利用して頂いています。
これをきっかけに創立記念行事やクリスマス会など、様々なイベントで演奏頂いたり、職員と利用者さんが一緒に体験させていただく機会も!
色々な繋がりを持つことで、利用者さんも私たち職員も様々な経験をすることができます。
また、地域の方々に施設へ足を運んでいただき、親しんでいただくことで、利用者さんへの理解も深まります。
和太鼓チーム”ごまめ太鼓”さんの練習風景
ー地域学校の福祉学習へ参加ー
能勢地区・池田地区の学校にて福祉学習に参加しています。Web会議ツールを使用しての施設見学やパワーポイントでの施設紹介だけでなく、職員と利用者さんが一緒に授業に参加し、『わたしの生活』というテーマで利用者さんご自身が日々の生活についてお伝えしたり、学生さんと一緒にグループワークを行ったりしています。
障害のある人の生活を理解してもらうことで、利用者さんにとっても、地域の方々にとっても住みやすい環境を整えることができると考えています。
『人を変えるのではなく、ルールや環境を変えることでみんなが過ごしやすくなる、1人にならない』
普段、職員が利用者さんと接する中で大切にしていることを伝えていきたいと考えています。
職員と利用者さんが授業に参加し、ゲームを楽しむ様子